
LP の改善というと、まずファーストビューのコピーや画像を差し替える話になりがちです。ただ、離脱がフォームで起きているなら、上を何度直しても数字は動きません。
先に「どこで落ちているか」を見る
スクロール到達率と、フォームの入力開始・離脱を見ます。到達率が途中で急に落ちていれば、その直前に原因がある可能性が高くなります。ただしページ後半ほど自然に減衰し、流入元によっても読み方が変わるため、流入別にも確認します。フォームまで到達しているのに送信されないなら、原因はフォーム側です。
ここを飛ばして仮説だけで差し替えると、当たったかどうかは分かっても、なぜ当たったかが分かりません。次に活かせないので、改善が積み上がりません。
原因の層ごとに、打ち手が違う
到達しない(上で落ちている)
広告の訴求と LP の内容がずれている可能性があります。これは LP ではなく広告側の問題です。同じ LP でも、流入元によって直帰率が大きく違うことがあります。
読まれているが動かない(中で落ちている)
不安が残っている状態です。価格の見え方、実績の示し方、比較対象の提示。ここは書き足すより、迷いの原因になっている記述を減らすほうが効くことがあります。
フォームで落ちている
項目数、入力形式、エラーの出し方。入力させる項目が営業側の都合で増えていないかを確認します。
一度に 1 か所だけ変える
複数を同時に変えると、どれが効いたのか分かりません。トラフィックが少ないうちは、検定にかけられるほどのデータが溜まらないので、なおさら変更点を絞ります。
作り替えるべき場合もある
部分改善で届かないと分かっているなら、構成から作り直したほうが速いことがあります。判断の分かれ目は「訴求そのものが違う」のか「伝え方が悪い」のかです。前者なら作り直し、後者なら部分改善です。
訴求が本当に合っているかを、作り込む前に確かめる方法として作る前に売れるか確かめるも参考になります。改善の前提となる指標の置き方は広告の KPI の決め方にまとめています。
