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テストマーケティング支援

作ってから売れるか考えるのではなく、作る前に確かめる。

Growth Loop での位置

ループの最上流で、作る前に確かめる

  1. 01 DISCOVER 勝ち筋を見つける
  2. 02 VALIDATE 売れるか確かめる この事業の担当範囲
  3. 03 ACQUIRE 客を集める
  4. 04 CONVERT 買うに変える
  5. 05 RETAIN 続く関係にする
  6. 06 SCALE 伸ばす・広げる

ここで一定の需要仮説が支持された商品は、そのまま獲得の工程へ渡せます。

「作ってから売る」の、どこが外れるのか

新商品の企画は、多くの場合この5つのどれかで決まります。社内会議での協議、OEMメーカーからの提案、経営者の判断、売れている競合商品の踏襲、調査レポートの参照。どれも判断材料としては成立しますが、共通して欠けているものがあります。その商品を実際に買った人のデータがないことです。

「買うと思うか」を聞いた結果はあっても、「買った」という事実はありません。この状態で初回ロットを製造すると、想定と現実のずれは市場に出した後にしか分かりません。

先行投資は、売れるか分かる前に確定する

従来型の進め方では、次の費用が販売開始より前に発生します。

  • 市場調査費
  • 試作・開発費
  • 金型・最低ロットの製造費
  • 広告・PR費
  • 売れ残った場合の在庫と廃棄

そして反応が薄いとき、多くの場合は「認知が足りない」と解釈して広告費を足します。量産を終えた後では仕様も価格も動かせず、打ち手が広告しか残らないためです。結果として獲得単価が上がり、利益率が下がり、在庫が資金繰りを圧迫します。売れない理由が、販売してからしか見えていないことが原因です。

「聞く」ではなく「買う」で測る

アンケートで「欲しい」と答えた数は、購入数と一致しません。判断に使えるのは、実際にお金を払う行動まで含めて測ったデータです。クラウドファンディングを使うのは、この点が理由です。

比較項目 従来型の商品開発 テストマーケ型
初期投資 多額の先行投資が必要 少額から段階的に投資できる
在庫リスク 見込み生産のため大きい 受注ベースのため小さい
取得できるデータ 販売後の実績のみ 販売前の実購買データと顧客属性
撤退の判断 先行投資が大きく踏み切りにくい 事前に決めた基準で判断できる
一般販売への接続 ゼロから販路を開拓する 実績データを持って交渉できる
意思決定の根拠 経験と勘に依存する 実際の購買データにもとづく

何を検証するのかを、先に決める

「売れるかどうか」は漠然としすぎていて検証できません。課題の切実さ、価格、訴求、対象層。この単位まで分けて、外したときの損失が大きいものから確かめます。進め方は作る前に売れるか確かめるにまとめています。

販売前に、ここまでのデータが取れる

集まるのは、購入の実績値と、購入した人の像です。

購買データ ── 実際に財布が開いた事実

  • 販売総額:需要の規模を見積もる基準
  • 購入者数:初動で獲得できる顧客数
  • 客単価:受け入れられた価格の水準
  • 転換率(CVR):ページと訴求の力を測る指標
  • 売れた商品構成:どのセット・オプションが選ばれたか
  • 価格帯の分布:松竹梅のうちどこに需要が集まったか

顧客データ ── 誰が、なぜ買ったか

  • 年齢層:中心となる層の特定
  • 男女比:性別による関心の差
  • 地域分布:エリアごとの需要と、その後の広告配信の材料
  • 購入動機:買った理由のインサイト
  • コメント・反応:期待されている点の言語化
  • 要望:次の改良に直結する指摘

「誰が・なぜ・いくらで買ったか」が、量産の前に分かります。

結果は Go / Improve / Stop に落とす

集めたデータは、事前に決めた基準に当てて3つのどれかに分類します。

判定 状態 次の一手
Go 売れた 量産を開始し、販路の拡大と広告投資へ進む
Improve 弱かった 対象層・訴求・価格・商品設計を直して再検証する
Stop 売れなかった 量産前に中止し、次の企画にリソースを移す

成功だけでなく、改善と撤退の基準が手に入ることも検証の価値です。成功の見込みが低いまま資源を使い続ける状態を避けられます。

検証できるのは「需要仮説」まで

クラウドファンディングで得られる反応は、市場全体の需要を保証しません。集まる利用者の層、価格、訴求、実施期間などの条件に左右されます。ここで確かめられるのは「売れると証明する」ことではなく「需要仮説を検証する」ことです。事前の検討で、この方法が向かないと判断した場合は、その理由もお伝えします。

検証で終わらせず、一般販売までつなぐ

クラウドファンディングはゴールではなく、事業判断と一般販売につなぐ最初の一歩です。検証(0→1)で市場の答えを得たら、自社EC・モール展開の構築(1→10)、広告運用とCRMによる拡大(10→100)へ、同じデータを引き継いだまま進めます。

SINCEEDはプロジェクト全体の統括(PMO)として、戦略設計・データ分析・事業判断を自社で担います。EC構築、物流フルフィルメント、モール運用、広告運用、CRMの各領域は、必要に応じて専門のパートナーと組んで進めます。検証を単発の施策で終わらせず、事業の成長まで一続きで設計するためです。

ご支援プラン

ステップ 費用 主な内容
STEP 01
テストマーケ戦略設計
30万〜60万円 市場・競合分析/仮説設計/KPI設定/Go・Stop 判断基準の策定
STEP 02
実行支援(テストマーケ)
60万〜150万円
+成果報酬
ページ制作/撮影・クリエイティブ/事前集客/運用代行・CS対応/分析レポート
STEP 03
事業グロース支援
戦略・PMO型
月15万〜30万円
D2Cサイト構築/モール展開/広告運用の拡大/CRM施策/LTV改善

※ 2026年8月時点の目安です。商材と検証範囲によって変わります。STEP 01 だけで終えることもできます。STEP 03 で実行支援まで含む場合は、個別にお見積もりします。具体的な進め方と納品物は、以下のセクションをご覧ください。

Growth Loop での位置

VALIDATE(売れるか確かめる)。ループの最上流にあたります。ここで一定の需要仮説が支持された商品は、そのまま獲得の工程へ渡せます。

テストマーケティングの詳細を見る

Process

支援の進め方

  1. 01

    仮説設計

    誰に、いくらなら、何が刺さるか。外したときの損失が大きいものから、検証する仮説を決めます。

  2. 02

    KPI設定

    目標の販売額・人数・転換率を置き、同時に Go / Improve / Stop の基準を先に決めます。

  3. 03

    テストマーケ実行

    ページ制作・撮影・事前集客・運用代行まで担います。販売そのものではなく、データ取得を目的に設計します。

  4. 04

    データ分析

    仮説と実績の差を分解し、購入者の属性と動機、動いた価格帯と訴求を特定します。

  5. 05

    事業判断

    量産(Go)、修正して再検証(Improve)、中止(Stop)を、事前に決めた基準で判定します。

Deliverables

実施内容・納品物

  • 市場・競合分析レポート:市場規模の試算と、競合商品の成功・失敗要因の分析
  • ターゲット仮説設計書:ペルソナの定義と、購入動機の仮説
  • 価格仮説設計書:利益確保と受容性を両立する価格戦略、松竹梅の構成
  • 訴求仮説設計書:キャッチコピーとビジュアルコンセプト、ページ構成案
  • KPI設定表:販売額・人数・単価・転換率の目標値と、日次の管理表
  • Go / Improve / Stop 判断基準表:量産・改善・撤退を決めるための定量基準
  • テストマーケ戦略設計書:実施から分析までの全体アクションプラン
  • 事業判断レポート:実績データにもとづく判定と、その理由
  • 次フェーズ提案書:一般販売に向けた事業拡大シナリオ
Fit

向いているケース/向いていないケース

向いています

  • 量産・金型・初回ロットなど、大きな先行投資を控えている
  • 価格帯や訴求の判断が社内で割れている
  • D2C・新規事業の立ち上げで、最初の顧客像を実データで決めたい
  • 勘や社内会議ではなく、購買データを根拠に続ける・直す・やめるを判断したい
  • 既に商品はあるが、全国展開や広告投下の前に需要を確かめたい

向いていません

  • すでに売れ筋が確立した商品の、単純な増産
  • 既に量産済みで、在庫を売り切ることが目的
  • 検証結果にかかわらず発売時期が動かせない
  • 検証よりスピードを優先し、そのまま全国展開したい
FAQ

よくあるご質問

相談や見積もりに費用はかかりますか。

かかりません。ご依頼・ご相談・お見積もりはすべて無料です。

費用はどのくらいかかりますか。

戦略設計(STEP 01)が30万〜60万円、実行支援(STEP 02)が60万〜150万円と成果報酬、その後の事業グロース支援(STEP 03)が戦略・PMO型で月15万〜30万円が目安です。商材と検証範囲によって変わります。STEP 01 だけで終えることもできます。

どのくらいの期間がかかりますか。

戦略設計から事業判断までが約4ヶ月、一般販売の立ち上げまで含めると約6ヶ月が目安です。

どんな商材が向いていますか。

食品・雑貨・ガジェット・美容など、一般消費者向けの新商品で特に有効です。BtoB商材や高額・無形のサービスは適性が分かれるため、まずは向くかどうかから一緒に確認します。

すでに商品が完成しています。それでも使えますか。

使えます。量産・全国展開・広告投下の前段の検証として有効です。既存商材でも、仮説設計から実購買データの取得まで対応します。

アイデアが公開されて、真似されませんか。

どこまで見せるか、公開の時期と見せ方をどうするかも、戦略設計の段階で一緒に決めます。

クラウドファンディング以外の方法もありますか。

検証項目によって使い分けます。買う行動まで測れる形であれば、方法は問いません。

売れなかった場合はどうなりますか。

それも結果です。量産前に中止を判断できれば、損失を抑えて次の企画にリソースを移せます。

検証の結果は一般販売にそのまま使えますか。

支援する層は新しいものへの許容度が高い傾向があるため、条件を添えて読み替えます。読み方は記事にまとめています。

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