COLUMN

オールインワンマーケティングツール比較|料金・機能・日本語対応で選ぶ

事業グロース
長さの異なる3本の帯と、その共通部分を示す緑の帯。カバー範囲が違うため優劣が決まらないことを表す

ページ作成・メール配信・会員サイト・決済を別々のツールで契約していると、月額が積み上がり、データも分断されます。それを1つにまとめるのがオールインワン型のマーケティングツールです。ここでは UTAGE・systeme.io・GetResponse の3つを、料金・含まれる範囲・日本語対応の3点で比べます。

先に結論

  • 国内の顧客に日本語で売るなら UTAGE。管理画面もサポートも日本語で、決済代行に国内の会社を選べます
  • 費用を抑えて始めたいなら systeme.io。無料プランがあり、有料も月17ドルからです
  • メール配信が中心で、そこから徐々に広げたいなら GetResponse。リスト件数に応じた料金体系です

順位は付けません。3つは「何を1つにまとめるか」の範囲が違うため、同じ土俵で優劣を決められないからです。

オールインワン型マーケティングツールとは

集客ページ(LP)の作成、メールや LINE の配信、決済、購入者向けの会員サイトといった、オンラインで商品を売るための機能を1つの契約にまとめたツールのことです。

まとめる利点は2つあります。1つは月額の合計が下がりうること。もう1つは、登録から購入までが同じデータとして繋がることです。ツールが分かれていると、ページに登録した人・メールを開いた人・購入した人が別々の場所に記録され、突き合わせに手作業が要ります。

欠点もあります。使わない機能の分まで払うことになりやすく、1つのサービスに依存するため、やめるときの移行が重くなります。いま2つ以下のツールで足りているなら、まとめる理由は薄いです。

何を基準に比べたか

比較に使ったのは次の3点です。いずれも各サービスが公表している情報から取り、確認日を添えています。

  1. 料金 — 始めるのにいくら要るか。無料で試せる範囲はどこまでか
  2. 含まれる範囲 — 何をまとめられるか。逆に、使わない機能の分まで払うことにならないか
  3. 日本語対応 — 管理画面とサポートが日本語か。国内で運用するなら実務に直結します

報酬の有無や金額は、掲載順にも評価にも使っていません。3つとも当社と提携関係がありますが、掲載条件は同じです。

もう1点、先に断っておきます。UTAGE だけは当社が自社の商品販売に使っているため、他の2つより踏み込んだことが書けます。これは検証の深さの差であって、評価の優劣ではありません。各サービスの検証レベルは下のカードに表示しています。

3つの比較

比較項目 UTAGE systeme.io GetResponse
月額 19,700円
(税込 21,670円)
$0 / $17 / $47 / $97 $19 / $59 / $69
(リスト1,000件時)
申し込める料金の種類 1つ 4つ 3つ+法人向け
無料プラン なし あり(期限なし) なし
無料お試し 14日間
(カード入力あり)
— 14日間
(カード不要)
料金の変動 固定 プランごと リスト件数で変動
月額以外の費用 メール配信に独自ドメインとサーバー、LINE 配信に LINE 公式アカウントが必要 — —
会員サイト・講座 あり あり Creator プラン
LINE配信 あり 記載なし 記載なし
決済 5社と連携
(国内の決済代行を含む)
Stripe・PayPal など —
管理画面の日本語 あり(実確認) 日本語の案内ページあり 未確認
検証レベル 実導入 一次情報調査 一次情報調査

料金は2026年10月8日時点で各サービスの案内ページから確認したものです。「—」は当社が確認できなかった項目で、無いという意味ではありません。ドル建ての料金は月払いの金額で、日本円での支払額は為替と税の扱いによって変わります。

出典:UTAGE サービスサイト/systeme.io 料金ページ/systeme.io 料金ページ(英語)/GetResponse 料金ページ(英語)(2026年10月8日確認)

UTAGE

集客ページ、メール・LINE配信、会員サイト、決済、パートナー管理、イベント予約までを1つに収めた国産ツールです。申込フォームで選べる料金は月額19,700円(税込21,670円)の1種類。機能ごとに上位プランへ上げる設計ではないので、契約後に「この機能には追加料金が必要だった」という形の想定外が起きにくい構造です。

3つの中で日本語対応が最も確実です。管理画面のメニュー・設定項目まで日本語であることを実際に操作して確認しています。決済代行も、サービスサイトでは UnivaPay・Stripe・テレコムクレジット・AQUAGATES・FirstPayment との連携が挙げられており、国内の決済代行会社を選べます。

弱点は無料プランがないことと、使わない機能の分も払うことです。メール配信だけで足りるなら割高になります。無料お試しの申し込みにはクレジットカード情報の入力が必要で、メール配信を使うなら独自ドメインとレンタルサーバーを別に用意します。料金と追加費用の内訳はUTAGEとは?料金・できること・向く事業に整理しています。

UTAGE 実導入 アフィリエイト

UTAGE の詳細を見る →

※ UTAGE にお申し込みの際は、申し込みフォームの下にパートナー情報が表示されていることをご確認のうえお進みください。表示されていない場合、当社からのご紹介として扱われません。

systeme.io

ファネル・LP・メール配信・オンライン講座・アフィリエイト管理を1つに収めた海外のサービスです。3つの中で唯一、無料プランがあります。コンタクト2,000件・ファネル3本・ブログ1・コース1・独自ドメイン1・メール送信無制限まで、クレジットカードの登録なしで、期限なく使えます。

有料は月17ドルから。費用を抑えて始めたい場合の入り口は3つの中で最も軽いです。

日本語の案内ページが用意されています。ただし日本語でのサポート提供については、確認できませんでした。決済の連携先として料金ページに挙げられているのは Stripe や PayPal などで、国内の決済代行会社は見当たりません。国内向けに販売する前提なら、この2点は契約前にご自身で確かめてください。

当社はこのサービスを実際には運用していません。上記は公表されている情報を調べた範囲での記述です。

systeme.io 一次情報調査 アフィリエイト

systeme.io 公式サイトを見る →

GetResponse

メール配信を軸に、マーケティングオートメーション・LP・ウェビナー・オンライン講座まで広げてきたサービスです。料金がリスト件数(購読者数)で変わるのが他の2つと違う点で、リスト1,000件時で Starter 19ドル・Marketer 59ドル・Creator 69ドルです。

プランの分かれ方が明確です。Starter は自動化ワークフローが1本まで、Marketer で無制限になり、カゴ落ち回収やセールスファネルが加わります。Creator でウェビナーと講座作成(受講者500名まで)が入ります。自動化を複数組みたいなら Starter では足りません。

14日間の無料トライアルはクレジットカード不要です。試すだけなら最も気軽に始められます。

日本語対応は確認が取れていません。当社が案内ページを開いた際は英語表示でした。管理画面が日本語になるかは別問題ですが、こちらは未確認です。国内向けの運用で日本語が要件なら、トライアルで先に確かめてください。

当社はこのサービスを実際には運用していません。上記は公表されている情報を調べた範囲での記述です。

GetResponse 一次情報調査 アフィリエイト

GetResponse 公式サイトを見る →

どう選ぶか

いま何本のツールに払っているかを先に出す

オールインワン型に価値が出るかどうかは、今の合計額で決まります。ページ作成・メール配信・会員サイト・決済を別々に契約していて合計が月2万円を超えているなら、まとめる意味があります。メール配信だけで足りているなら、単機能のサービスのほうが安く済みます。

日本語が要件なら選択肢は絞られる

管理画面とサポートの日本語対応まで確認が取れているのは、この3つでは UTAGE だけです。他の2つは「日本語で使えない」のではなく「当社が確認できていない」という状態です。要件になるなら、無料の範囲で必ずご自身で確かめてください。

無料で試せる幅が違う

systeme.io は無料プランなので期限なしで試せます。UTAGE と GetResponse は14日間の期限付きです。じっくり検証したいなら systeme.io、期限を区切って集中的に試すなら残り2つ、という違いになります。UTAGE は申し込み時にカード情報を入力し、無料期間が終わると翌日に初回の決済が行われるため、続けない場合は期間内に解約の手続きが要ります。

月額だけで比べない

表の月額は、サービスに払う金額だけです。実際の支出には、独自ドメインやサーバー、LINE 公式アカウント、決済代行の手数料が加わります。自社で使う機能を先に決め、その機能を動かすのに必要なものまで足してから比べてください。ドル建てのサービスは、為替で毎月の支払額が動く点も見ておきます。

この記事の検証レベル

UTAGE は当社が自社の商品販売に使用しており、管理画面の挙動を2026年8月18日に実際に操作して確認しています。systeme.io と GetResponse は公表されている情報を調べた範囲での記述で、実際の運用はしていません。3つの料金は2026年10月8日に各サービスの案内ページで確認しました。料金・仕様は変更されることがあるため、契約前に最新の情報をご確認ください。

よくある質問

結局どれが一番いいですか。

要件によって変わるため、1つに絞れません。日本語対応が要件なら UTAGE、費用を抑えたいなら systeme.io、メール配信が中心なら GetResponse が起点になります。

無料で使えるオールインワンツールはありますか。

この3つでは systeme.io に期限のない無料プランがあります(コンタクト2,000件・ファネル3本まで)。UTAGE と GetResponse は無料プランがなく、14日間の無料お試しのみです。

掲載順は何で決まっていますか。

提携の有無や報酬額は使っていません。3つとも提携関係がありますが、掲載条件は同じです。

なぜ UTAGE だけ詳しいのですか。

当社が自社の商品販売に使っているためです。検証の深さの差であって、評価の優劣ではありません。他2つについて実際に使ったかのような記述はしていません。

4つ目、5つ目の選択肢はありませんか。

メール配信に特化したサービスは、この比較の対象にしていません。「1つにまとめる」ことが主題のため、範囲が異なるものを同じ表に載せると比較になりません。

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UTAGE についてはUTAGEとは?料金・できること・向く事業、実際に運用して分かった弱点と向かないケースはUTAGEの評判は実際どうか、契約後の手順はUTAGEの使い方にまとめています。ツールを選ぶ前の導線設計はセールスファネルの作り方、そもそも自動化をどこから始めるかは広告運用の自動化は、どこから始めるかで扱っています。

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