COLUMN

UTAGEとは?料金・できること・向く事業を実運用企業が解説

事業グロース
分かれていた複数のツールが1つの枠に集まることを示した図

UTAGE(ウタゲ)は、集客ページの作成からメール・LINE の配信、会員サイト、決済までを1つの管理画面で扱う国産のマーケティングツールです。「UTAGEシステム」と呼ばれることもあります。料金は初期費用0円・月額19,700円(税込21,670円)で、14日間の無料お試しがあります。

この記事では、UTAGE で何ができて、いくらかかり、月額のほかに何の費用が要るのか、どういう事業に向くのかを整理します。当社はクラウドファンディング教材の販売ファネルを UTAGE 上で構築して運用しているため、公表されている情報に加えて、実際に運用している立場から見た範囲も書いています。

UTAGE は「バラバラのツールを1つにまとめる」ためのもの

オンラインで商品やサービスを売ろうとすると、通常は複数のツールを組み合わせます。ランディングページの作成ツール、メール配信サービス、LINE 配信サービス、会員サイトのシステム、決済サービス。それぞれ別の会社のもので、それぞれに月額がかかります。

問題は費用だけではありません。ツールをまたぐと、データが分断されます。ページに登録した人と、メールを開いた人と、購入した人が別々の場所に記録されるため、「どの経路で入った人が買ったのか」を追うのに手作業の突き合わせが要ります。連携が用意されていても、細かい条件になると思ったとおりに動かないことがあります。

UTAGE はこの構造そのものを変えるツールです。サービスサイトの記載では、集客から販売、購入後のフォローアップ、リピート購入までを本システム内で設定できるとされています。1つの中に収まっていれば、登録から購入までが同じデータとして繋がります。

UTAGE の仕組み|登録から購入後までが1本につながる

UTAGE の中は、大きく5つの機能と管理機能に分かれています。ファネル(ページと決済)、メール・LINE配信、会員サイト、イベント・予約、パートナー(紹介の管理)です。

それぞれは単独でも使えますが、価値が出るのはつなげたときです。流れにすると次のようになります。

  1. ファネルで作った登録ページに、見込み客がメールアドレスや LINE を登録する
  2. 登録をきっかけに、配信シナリオ(ステップ配信)が自動で始まる
  3. 配信の中で販売ページへ案内し、ファネル内の決済フォームで購入してもらう
  4. 購入をきっかけに、会員サイトの閲覧権限が自動で付与される

この「〇〇が起きたら△△する」をつなぐのがアクションという機能です。別々のツールを連携させて実現していた部分が、1つの管理画面の設定で済みます。当社の教材販売でも、登録ページ・ステップ配信・決済・会員サイトを UTAGE の中で運用しています。

機能構成の出典:UTAGE マニュアル「UTAGE機能の全体構成」(2026年10月8日確認)

UTAGE の機能一覧

2026年10月8日時点で、サービスサイトに挙げられている機能は次の11個です。右の列は、当社が自社の販売で運用しているかどうかです。

機能 できること 当社の運用
ファネル作成 登録ページ・販売ページ・サンクスページ・アップセルページの作成 運用中
メール配信 一斉配信・ステップ配信・リマインド配信・セグメント配信 運用中
LINE 配信 一斉配信・ステップ配信・リマインド配信・1対1のチャット 運用中
決済・商品販売 クレジットカード決済との連動、購入後のアップセル 運用中
会員サイト 購入者だけが見られるサイト。決済後のアカウント発行を自動化 運用中
動画アップロード・配信 ページや会員サイトでの動画配信 未使用
AI アシスト 見出し・本文・メール文面などの文章作成の補助 —
イベント・予約 説明会・個別相談の申込受付、定員管理、リマインド 未使用
パートナー 自社商品を紹介してもらう仕組み(紹介URLの発行・成果計測・報酬集計) 未使用
アクション ラベル付与・シナリオ移動・スプレッドシート連携・Webhook などの自動化 —
自動ウェビナー 録画したセミナーを決めたスケジュールで自動開催 —

「運用中」「未使用」は、2026年10月9日に当社の管理画面で確認した利用状況です。「—」は、この記事のために確認していない機能です。「未使用」「—」は使えないという意味ではありません。これらの機能の説明は、サービスサイトの記載にもとづいています。

機能の出典:UTAGE サービスサイト(2026年10月8日確認)

ページは「ファネル」という単位で管理する

UTAGE でページを作るとき、いきなり1枚のページを作るのではありません。まずファネルという入れ物を作り、その中にステップを並べ、ステップの中にページを置きます。

この3階層が最初は分かりにくい部分です。ただ、慣れると「登録ページ → サンクスページ → 案内ページ」という一連の流れを1つのまとまりとして扱えるので、複数の導線を並行して走らせるときに管理しやすくなります。当社では教材の販売ファネルをこの形で組んでいます。

決済代行は国内の会社を選べる

サービスサイトでは、連携先として UnivaPay・Stripe・テレコムクレジット・AQUAGATES・FirstPayment の5社が挙げられています。「海外の決済代行会社はアカウント凍結されるケースがよくあるため、今後、国内の決済代行会社を中心にさらに追加していく予定」とも書かれており、マニュアルには RobotPayment(サブスクペイ)の連携設定も掲載されています。国内向けに販売する事業で、決済まわりを国内で完結させたい場合には効いてくる点です。

UTAGE の料金プラン|月額・初期費用・無料お試し

2026年10月8日時点で、サービスサイトと申込フォームに表示されている料金は次のとおりです。

項目 内容
初期費用 0円
月額 19,700円(税込 21,670円)
無料お試し 14日間(同一の個人・法人につき1回)
無料プラン なし
支払い方法 クレジットカード
初回の請求 無料お試し終了の翌日。以降は毎月同じ日
契約期間の縛り なし
返金 支払い完了後の返金・日割り返金はなし

料金の出典:UTAGE サービスサイト/特定商取引法に基づく表記/利用規約(2026年10月8日確認)

ページ作成数・メッセージ配信数・会員サイト作成数に上限はないと案内されています。ただし、サーバーに負荷がかかる使い方をした場合は機能を制限することがある、という但し書きがあります。

申込フォームで選べるのは、この1種類です(契約後の管理画面には「スタンダードプラン」と表示されます)。

プラン名の出典:UTAGE マニュアル「LINE公式アカウントはUTAGEに複数登録できますか?」(2026年10月8日確認)

月額のほかにかかる費用

「UTAGE の費用は月額だけか」という点は、使う機能によって変わります。サービスサイトの案内を整理すると次のとおりです。

使う機能 別途必要になるもの
メール配信 独自ドメインと、DNS レコードを追加できるレンタルサーバー(すでに持っていれば追加費用なし)
LINE 配信 LINE 公式アカウント。配信数によっては LINE 側の利用料がかかる
決済 決済代行会社の利用料がかかる場合がある
複数人での運用 スタンダードプランは作業者用アカウント5つまで。6つ目以降は5アカウント単位で月5,500円(税込)

見落としやすいのはメール配信です。UTAGE からメールを送るには独自ドメインのメールアドレスが必要で、Gmail などのフリーメールは送信元にできません。ドメインとサーバーを持っていない場合は、その費用が月額に上乗せされます。

追加費用の出典:UTAGE サービスサイト/マニュアル「UTAGEを使い始めるための初期設定をしたい」/マニュアル「オペレーターアカウント数の上限追加手続きについて」(2026年10月8日確認)

無料お試しで知っておくこと

  • 申し込み時にクレジットカード情報を入力します。お試しの申込フォームは、14日間無料・以降月額21,670円(税込)の継続課金を申し込むカード決済のフォームになっています
  • 無料期間が終わると、翌日に初回の決済が行われます。続けない場合は、期間内に解約の手続きが必要です
  • 解約は管理画面からできます。期限の書き方は文書によって違い、特定商取引法に基づく表記では「次回決済日の3日前まで」、利用規約では「管理画面からは前日まで、メールでの連絡は3日前まで」です。余裕を見て3日前までに済ませるのが安全です
  • 解約すると、その時点でアカウントが抹消されます。作ったファネル・ページ・配信・会員サイトにはアクセスできなくなります。一時的な利用停止(休会)の仕組みはありません

出典:特定商取引法に基づく表記/利用規約/マニュアル「UTAGEを解約したい」/マニュアル「UTAGEアカウントの一次利用停止(休会)は可能でしょうか?」(2026年10月8日確認)

他のツールを何本使っているかで判断が変わる

月額21,670円(税込)が高いか安いかは、単体では決まりません。判断の材料になるのは、いま何本のツールに払っているかです。

ページ作成ツール、メール配信、会員サイト、LINE 配信をそれぞれ契約していて、合計が月2万円を超えているなら、まとめることで費用は下がる可能性があります。逆に、メール配信だけを月数千円で使っていて他は不要という状態なら、UTAGE に移すと費用は上がります。「1つにまとめる」ことに価値が出る構成かどうかが分かれ目です。

UTAGE は怪しいのか|運営会社と契約条件

「UTAGE 怪しい」と検索する人がいます。契約前に確かめられる事実を並べます。

  • 運営会社 — 株式会社Fountain(東京都港区芝)。特定商取引法に基づく表記に、所在地・電話番号・問い合わせ受付時間(9:00〜17:00)が掲載されています
  • 料金の表示 — 申込フォームに「14日間無料・以降21,670円(税込)/月」と明示されています
  • 契約期間 — 縛りはなく、管理画面から解約できます
  • サポート — メールで問い合わせるサポートセンターと、日本語のマニュアルサイトがあります。電話でのサポートは行っていないと案内されています

一方で、申し込む前に知っておいたほうがよい点もあります。サービスサイトは1枚の長いページで構成されていて、料金表やプラン比較表の形にはなっていません。支払い後の返金はなく、解約すると作ったものはすべて消えます。条件そのものは公開されているので、特定商取引法に基づく表記と利用規約をあわせて読むのが確実です。

当社は自社の教材販売で UTAGE を運用しており、この記事には紹介リンクを置いています。その立場を踏まえたうえで、使ってみて気になった点や、向かないケースまで含めた判断材料はUTAGEの評判は実際どうか。自社運用で分かった向く企業・向かない企業にまとめました。

運営会社の出典:特定商取引法に基づく表記(2026年10月8日確認)

ここまでは確かで、ここからは条件次第

ここまでに挙げた料金・機能・決済連携・契約条件は、サービスサイトやマニュアルに記載されている内容です。一方で、次の点は事業ごとに変わるため、この記事では判断できません。

  • 移行にかかる手間 — 既存のページやリストをどれだけ持っているかで大きく変わります
  • どこまで作り込めるか — ページの表現は編集画面でできる範囲に収まります。既存サイトと完全に同じデザインを再現したい場合は、事前に無料お試しで確かめるのが確実です
  • サポートの応答 — メールで問い合わせるサポートセンターとマニュアルサイトが用意されていますが、返答までの時間は状況によります
  • 決済代行の審査 — 審査の可否と期間は決済代行会社と商材によります。マニュアルでは UnivaPay の審査に申し込みから約3〜4週間かかると案内されています

向いている事業、向いていない事業

向いています

  • 日本語で完結させたい。管理画面もサポートも日本語であることが要件になる
  • ツールが増えすぎていて、月額の合計と管理の手間を減らしたい
  • 会員サイトや講座の提供まで含めて、1か所で扱いたい
  • 国内の決済代行を使いたい

向いていません

  • 英語圏の顧客が主な対象 — 国内向けに作られたツールです
  • 無料のまま使い続けたい — 無料プランはなく、14日を過ぎれば月額が発生します
  • メール配信だけできればよい — 使わない機能の分まで払うことになります
  • 既存サイトと寸分違わぬデザインが必須 — 編集画面でできる範囲に収まります
  • 電話で相談しながら進めたい — 問い合わせの窓口はメールです

検証レベル

この記事は、UTAGE のサービスサイト・特定商取引法に基づく表記・利用規約・公開マニュアルの記載と、当社が自社の販売ファネルを UTAGE 上で運用している経験にもとづいて書いています。料金・機能・契約条件に関する記載は2026年10月8日時点で確認したものです。無料お試しの申込フォームは表示内容を確認したもので、今回あらためて申し込みの操作はしていません。料金や仕様は変更されることがあるため、契約前に最新の情報をご確認ください。

次に読む

実際に運用してみて分かった構造上のクセ、デメリット、契約前に潰しておくべき点はUTAGEの評判は実際どうかにまとめました。契約したあとの初期設定と手順はUTAGEの使い方で、実際の管理画面とあわせて解説しています。

他のオールインワン型ツールとの違いはオールインワンマーケティングツール比較で、料金・含まれる範囲・日本語対応の3点から整理しています。ツールを入れる前に決めておくことについては広告運用の自動化は、どこから始めるか、集客の設計そのものから見直す場合は事業グロース支援もあわせてご覧ください。

よくある質問

UTAGE は無料で使えますか。

14日間の無料お試しがあります。無料プランは用意されていないため、期間が終わると翌日に月額19,700円(税込21,670円)の初回決済が行われます。申し込み時にクレジットカード情報の入力が必要です。

プランはいくつありますか。

2026年10月8日時点で、サービスサイトと申込フォームに表示されている料金は月額19,700円(税込21,670円)の1種類です。機能ごとに上位プランへ上げる設計にはなっていません。

月額のほかに費用はかかりますか。

使う機能によります。メール配信には独自ドメインとレンタルサーバーが、LINE 配信には LINE 公式アカウントが必要で、決済代行会社の利用料がかかる場合もあります。ドメインとサーバーをすでに持っている場合や、メール配信をしない場合は、追加費用は特にかからないと案内されています。

UTAGE の運営会社はどこですか。

株式会社Fountain(東京都港区)です。所在地や連絡先は、UTAGE の特定商取引法に基づく表記に掲載されています。

今使っているメール配信ツールから乗り換えられますか。

UTAGE 側にメール配信の機能はあります。メール配信は今のサービスのまま、ページと決済だけを UTAGE で使う外部連携も用意されていると案内されています。移行にかかる手間は、既存のリストや配信設定をどれだけ持っているかで変わります。

決済はどこが使えますか。

サービスサイトでは UnivaPay、Stripe、テレコムクレジット、AQUAGATES、FirstPayment と連携できると記載されています(2026年10月8日時点)。

解約はいつでもできますか。

契約期間の縛りはなく、管理画面から手続きできます。支払い済みの料金の返金や日割りはありません。解約するとアカウントが抹消されるため、必要なデータは手続きの前にダウンロードしておく必要があります。

導入を検討する

14日間の無料お試しで、自社の商品を1本ぶん実際に組んでみるのが、いちばん確実な判断方法です。

UTAGE 実導入 アフィリエイト

UTAGE の詳細を見る →

※ お申し込みの際は、申し込みフォームの下にパートナー情報が表示されていることをご確認のうえお進みください。表示されていない場合、当社からのご紹介として扱われません。

Consultation

許容 CPA の設計・グロース戦略を相談する

ご相談は無料です。記事の内容にかかわらず、現状の課題からお聞きします。

無料で相談する → お電話でのご相談 06-6314-6661

ご依頼・ご相談・お見積もりは無料です。