COLUMN

UTAGEの使い方。申し込みからファネル1本を公開するまで

事業グロース
FUNNEL・STEP・PAGEの3つの枠が入れ子になった図。外側2つの器を先に用意してから中身のページを置くことを示す

UTAGE を契約したあと、最初に何をどの順にやるかを書きます。到達点は「登録ページから配信までが一通り動いている状態」です。14日間の無料お試しの範囲で通せます。

当社は自社の教材販売をこの手順で組んでいます。以下の画面は2026年8月18日に実際に操作して確認したものです。

始める前に用意するもの

  • UTAGE のアカウント — 14日間の無料お試しがあります
  • 独自ドメイン(任意)— UTAGE が用意するURLのままでも公開できます。自社ドメインで見せたい場合のみ
  • 送信元にするメールアドレス — 配信を使う場合に必要です
  • 載せる文章と画像 — 先に用意しておくと編集画面での手戻りが減ります

所要時間は、文章と画像が手元にある状態で、ページ1枚と配信1本なら半日程度です。初回は構造を理解するぶん時間がかかりますが、2本目以降は同じ形の繰り返しになります。

手順1 ファネルを作る

UTAGE では、いきなりページを作りません。まずファネルという入れ物を作ります。「登録ページ → サンクスページ → 案内ページ」という一連の流れを、1つのまとまりとして扱うための単位です。

管理画面の「ファネル」から新規作成し、名前を付けます。名前は後から見て何の導線か分かるものにしてください。導線が増えると一覧から探すことになります。

手順2 ステップとページを作る

ファネルの中にステップを並べ、ステップの中にページを置きます。ファネル・ステップ・ページの3階層です。

UTAGEの管理画面。左にステップ一覧、右に選択中ステップのページが並ぶ
左がステップの一覧、右が選択中ステップのページ。ステップを選ぶと右側が切り替わる

ここが最初の関門です。「ページを1枚作りたい」だけなのに器を2つ先に用意することになるので、遠回りに感じます。ただ、この単位で切り分けられることが、導線を複数走らせるようになると効いてきます。

ステップの名前は「01 オプトインLP」「02 サンクスページ」のように番号を先頭に付けると並び順と実際の流れが一致します。後から並べ替えることもできますが、最初から番号を振っておくほうが混乱しません。

ページを編集する

ページの「編集」を開くと、ブロックを積んでいく形の編集画面になります。要素をクリックすると、左側にその要素の設定が出ます。

UTAGEのページ編集画面。要素を選ぶと左側にプロパティが表示される
要素を選ぶと左に文字サイズ・行間・背景・枠線・余白などの設定が出る。中央では選択中の要素と、それを包むカラム・行が色分けされる

中央の色分けが分かりにくいところです。選択中の要素と、それを包むカラム、さらに外側の行が、それぞれ別の色の枠で示されます。「文字を動かしたいのに列ごと動いてしまう」ときは、どの枠を掴んでいるかを見てください。

スマホ表示は上部のボタンで切り替えて確認できます。PC で整えてからスマホを見ると、たいてい崩れています。両方見ながら進めるほうが早いです。

手順3 登録フォームを置く

メールアドレスを受け取るページには、フォームの要素を置きます。編集画面から追加し、受け取る項目(名前・メールアドレスなど)を決めます。

項目は最小限にしてください。入力欄が増えるほど登録率は落ちます。後から聞けることは後で聞くほうが取りこぼしが減ります。

手順4 登録されたときの動作を設定する

ここが UTAGE で最も分かりにくい部分です。「登録されたら何が起きるか」は、ページの中ではなく別の画面で設定します。

UTAGEのアクション設定画面。動作の種類をプルダウンから選んで追加する
アクション設定。管理用の名前を付け、動作を種類ごとに追加していく

左メニューの「アクション設定」で、管理用の名前を付けたアクションを作り、動作を追加します。作ったアクションを、ページのフォーム要素から参照して紐づけます。

ページを見ても、そこに登録した人がどう扱われるかは書かれていません。「フォームは作ったのに何も起きない」という詰まり方をするのは、たいていこの紐づけ忘れです。

一方で、同じ動作を複数のファネルから使い回せます。導線が増えるほど設定の重複が減る作りです。

手順5 配信のシナリオを組む

メール・LINE の配信は「配信アカウント → シナリオ → メール」の階層です。まず配信アカウントを作り、その中にシナリオ(ステップ配信のまとまり)を作り、シナリオの中にメールを並べます。

配信アカウントを分けると、シナリオも読者もアカウント単位で分かれます。商材ごとにリストを混ぜたくない場合は分ける、横断で見たい場合はまとめる。この判断は後から変えにくいので、最初に決めてください。

シナリオの中では、メールを1通ずつ追加し、それぞれに「登録から何日後の何時に送るか」を指定します。

UTAGEのステップ配信画面。各メールの送信タイミングが「0日後 10:00」「3日後 19:30」のように一覧表示される
ステップ配信の一覧。送信タイミングは「0日後 10:00」のように登録日からの相対で指定する。下書きのままなら配信されない

基準は登録日からの相対です。「0日後」が登録当日、「3日後」が3日後。カレンダーの日付ではないので、いつ登録した人にも同じ順序で届きます。

ステータスが「下書き」のあいだは配信されません。先に全通を下書きで並べてから、順序と間隔を見直して公開するほうが、1通ずつ作るより破綻しにくいです。

送信元のメールアドレスは、配信を始める前に設定しておきます。ここを飛ばすと、作ったあとで配信できないことに気づきます。

手順6 公開して動作を確認する

ページを公開したら、自分で一度登録してみてください。確認するのは次の4点です。

  1. フォームが送信できるか
  2. サンクスページに遷移するか
  3. 設定したアクションが動いているか
  4. 配信が届くか(迷惑メールに入っていないかも見る)

公開前のテスト用ページや、検索結果に出したくないページは、ページごとに noindex を設定できます。本番の導線と混ざらないよう、テスト用は最初から noindex にしておくのが安全です。

つまずきやすいところ

  • ページを直接作ろうとして見つからない — ファネル → ステップ → ページの順です。器が2つ先にあります
  • フォームは動くのに何も起きない — アクションを作っただけで、フォームから紐づけていない場合です
  • 配信の設定が見つからない — 配信はファネルではなく「メール・LINE配信」側にあります。ファネル内を探しても出てきません
  • PC では整っているのにスマホで崩れる — 編集画面の表示切り替えで、作りながら両方確認してください
  • 作業中にログインが切れることがある — 2026年8月18日の作業で一度ありました。1回の出来事なので頻度までは分かりませんが、長い編集の途中では保存をこまめにしておくと安心です

同じ構成を繰り返すなら

UTAGE には API があり、ファネル・ステップ・ページの作成やアクションの作成を、画面を使わずに実行できます。当社ではこの経路でもページを作っています。同じ形のファネルを何本も立ち上げる場合は、画面で1本作るより速くなります。1本だけなら画面で十分です。

この記事の検証レベル

当社は自社のクラウドファンディング教材の販売ファネルを UTAGE 上で構築・運用しています。掲載した画面は2026年8月18日に、この記事のために作成したテスト用のファネルで撮影したものです。仕様は変更されることがあるため、最新の情報は提供元でご確認ください。

よくある質問

どのくらいで公開まで行けますか。

文章と画像が手元にあれば、ページ1枚と配信1本で半日程度が目安です。初回は3階層の構造を理解するぶん時間がかかります。

独自ドメインは必須ですか。

必須ではありません。UTAGE が用意するURLのままでも公開できます。自社ドメインで見せたい場合に設定します。

HTMLが分からなくても作れますか。

要素を積んでいく編集画面なので、HTMLを書かずに作れます。細かい調整をしたい場合に、より踏み込んだ設定が必要になります。

テスト用のページが検索に出てしまいませんか。

ページごとに noindex を設定できます。テスト用は最初から noindex にしておくのが安全です。

作ったファネルは後から作り直せますか。

ステップの追加や並べ替えはできます。ただし配信アカウントの分け方は後から変えにくいので、そこだけは最初に決めておくことを勧めます。

まず試してみる

手順を読むより、14日間の無料お試しで実際に1本組んでみるほうが早く分かります。詰まるとすればこの記事で挙げた5か所です。

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