無償になるのは、広告費だけ
Google Ad Grants は、非営利団体が Google.com の検索広告を月10,000米ドル(1日あたり約329米ドル)分まで無償で出稿できる制度です。ディスプレイ広告や動画広告は含まれません。費用の請求は発生せず、上限を超える分の資金援助もありません。
誰に届けるかを決めることと、届いた人を受け止めるページを用意することは、団体側の仕事として残ります。無償なのは広告費であって、枠を使い切る作業が無償になるわけではありません。
枠は上限であって、保証ではない
公式には「これは制限であり、費用の保証ではありません」と明記されています。実務でいちばん多いのは、枠は承認されたのに消化できないという状態です。原因の多くは広告の品質とランディングページの利便性にあり、入札を上げても解決しません。掲載順位が上がらないまま枠が余り続けます。制度の中身はGoogle Ad Grants とは。無償枠で実際にできることにまとめています。
対象になるかどうかが、最初の分かれ目
Ad Grants はGoogle for Nonprofitsの一部で、まずこのプログラムの団体確認を通す必要があります。日本も対象地域に含まれています。公式が対象外として挙げているのは、政府事業体または政府組織・病院またはヘルスケア企業・学校、教育機関、大学の3類型です。医療や教育に関わる活動をしている団体は、ここが分かれ目になります。
対象可否の最終的な判断は Google が行います。当社は公開されている要件に照らして事前に確認しますが、承認そのものを保証することはできません。
審査に通ったあとも、条件は続く
クリック率5%以上を毎月維持する、月1回以上のコンバージョンを獲得する、1語のキーワードを使わない、品質スコア1・2のキーワードを残さない、スマート自動入札を使う——運用中ずっと満たし続ける要件があり、外れるとアカウントは一時停止されます。止まってから気づくことが多いため、月次で状況を見る担当を決めておく必要があります。
無償枠という点以外は、有料の検索広告と同じ
当社はデジタルマーケティング支援として Google 広告の設計・運用を行っています。Ad Grants は無償枠という点だけが特殊で、誰に届けるかを決める・広告文とページを作る・成果を計測するという中身は、有料の検索広告とまったく同じ土俵にあります。
当社は非営利法人の Ad Grants アカウントを実際に管理画面で運用しています。上限まで消化した状態からの改善も、要件を割って止まりかけた状態からの立て直しも、実務として扱っています。
本サービスは、Google Ad Grants の申請準備と広告運用を支援するものであり、プログラムの承認、無償枠の消化額、寄付・会員数その他の成果を保証するものではありません。
Google Ad Grants および Google for Nonprofits の参加要件・上限額・対象地域は、Google により変更される場合があります。本ページの内容は2026年8月時点で公式に公開されている情報に基づいています。申請時は、Google が公開する最新の情報をご確認ください。
Google および Google Ad Grants は Google LLC の商標です。SINCEED株式会社は、Google LLC が認定、提携または推奨する事業者ではありません。
