
UTAGE は、集客ページの作成からメール・LINE の配信、会員サイト、決済までを1つの管理画面で扱う国産のマーケティングツールです。料金は初期費用0円・月額19,700円(税込21,670円)の1プランで、14日間の無料お試しがあります。
この記事では、UTAGE で何ができて、いくらかかり、どういう事業に向くのかを整理します。当社はクラウドファンディング教材の販売ファネルを UTAGE 上で構築して運用しているため、公表されている情報に加えて、実際に運用している立場から見た範囲も書いています。
UTAGE は「バラバラのツールを1つにまとめる」ためのもの
オンラインで商品やサービスを売ろうとすると、通常は複数のツールを組み合わせます。ランディングページの作成ツール、メール配信サービス、LINE 配信サービス、会員サイトのシステム、決済サービス。それぞれ別の会社のもので、それぞれに月額がかかります。
問題は費用だけではありません。ツールをまたぐと、データが分断されます。ページに登録した人と、メールを開いた人と、購入した人が別々の場所に記録されるため、「どの経路で入った人が買ったのか」を追うのに手作業の突き合わせが要ります。連携が用意されていても、細かい条件になると思ったとおりに動かないことがあります。
UTAGE はこの構造そのものを変えるツールです。サービスサイトの記載では、集客から販売、購入後のフォローアップ、リピート購入までを本システム内で設定できるとされています。1つの中に収まっていれば、登録から購入までが同じデータとして繋がります。
できること
2026年8月18日時点で、サービスサイトに記載されている主な範囲は次のとおりです。
- ページ作成 — ランディングページ、セールスページ、サンクスページなど
- メール配信 — 一斉配信とステップ配信
- LINE 配信
- 会員サイト — 講座やコンテンツの提供
- 決済 — UnivaPay、Stripe、テレコムクレジット、AQUAGATES、FirstPayment と連携
- パートナー機能 — 自分の商品を他の人に紹介してもらう仕組みの管理
- イベント・予約 — 説明会や個別相談の申し込み受付
ページは「ファネル」という単位で管理する
UTAGE でページを作るとき、いきなり1枚のページを作るのではありません。まずファネルという入れ物を作り、その中にステップを並べ、ステップの中にページを置きます。
この3階層が最初は分かりにくい部分です。ただ、慣れると「登録ページ → サンクスページ → 案内ページ」という一連の流れを1つのまとまりとして扱えるので、複数の導線を並行して走らせるときに管理しやすくなります。当社では教材の販売ファネルをこの形で組んでいます。
決済代行は国内の会社を選べる
連携先として挙げられている5社のうち、テレコムクレジット・AQUAGATES・FirstPayment は国内の決済代行です。サービスサイトには「海外の決済代行会社はアカウント凍結されるケースがよくあるため、今後、国内の決済代行会社を中心にさらに追加していく予定」と書かれています。国内向けに販売する事業で、決済まわりを国内で完結させたい場合には効いてくる点です。
料金は1プランだけ
2026年8月18日時点の料金は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額 | 19,700円(税込 21,670円) |
| 無料お試し | 14日間 |
| 無料プラン | なし |
プランが1つしかないため、「どのプランを選ぶか」を考える必要がありません。機能によって上位プランに上げる、という設計になっていないので、契約後に「この機能を使うには追加料金が必要だった」という形の想定外が起きにくい構造です。
一方で、小さく始めたい場合の選択肢もありません。無料プランは用意されておらず、14日間の無料お試しが終われば月額が発生します。なお、無料お試しの開始にクレジットカードの登録が必要かどうかは、サービスサイトには記載を確認できませんでした。
他のツールを何本使っているかで判断が変わる
月額21,670円(税込)が高いか安いかは、単体では決まりません。判断の材料になるのは、いま何本のツールに払っているかです。
ページ作成ツール、メール配信、会員サイト、LINE 配信をそれぞれ契約していて、合計が月2万円を超えているなら、まとめることで費用は下がる可能性があります。逆に、メール配信だけを月数千円で使っていて他は不要という状態なら、UTAGE に移すと費用は上がります。「1つにまとめる」ことに価値が出る構成かどうかが分かれ目です。
ここまでは確かで、ここからは条件次第
ここまでに挙げた料金・機能・決済連携は、サービスサイトに記載されている内容です。一方で、次の点は事業ごとに変わるため、この記事では判断できません。
- 移行にかかる手間 — 既存のページやリストをどれだけ持っているかで大きく変わります
- どこまで作り込めるか — ページの表現は編集画面でできる範囲に収まります。既存サイトと完全に同じデザインを再現したい場合は、事前に無料お試しで確かめるのが確実です
- サポートの応答 — メールで問い合わせるサポートセンターとマニュアルサイトが用意されていますが、返答までの時間は状況によります
向いている事業、向いていない事業
向いています
- 日本語で完結させたい。管理画面もサポートも日本語であることが要件になる
- ツールが増えすぎていて、月額の合計と管理の手間を減らしたい
- 会員サイトや講座の提供まで含めて、1か所で扱いたい
- 国内の決済代行を使いたい
向いていません
- 英語圏の顧客が主な対象 — 国内向けに作られたツールです
- 無料のまま使い続けたい — 無料プランはなく、14日を過ぎれば月額が発生します
- メール配信だけできればよい — 使わない機能の分まで払うことになります
- 既存サイトと寸分違わぬデザインが必須 — 編集画面でできる範囲に収まります
検証レベル
この記事は、UTAGE のサービスサイトおよび公開マニュアルの記載と、当社が自社の販売ファネルを UTAGE 上で運用している経験にもとづいて書いています。料金と機能に関する記載は2026年8月18日時点で確認したものです。料金や仕様は変更されることがあるため、契約前に最新の情報をご確認ください。
次に読む
ツールを入れる前に決めておくことについては広告運用の自動化は、どこから始めるかで整理しています。集客の設計そのものから見直す場合は事業グロース支援もあわせてご覧ください。
実際に運用してみて分かった構造上のクセと、契約前に潰しておくべき点はUTAGEを実際に運用して分かったことにまとめました。契約したあとの手順はUTAGEの使い方で、実際の管理画面とあわせて解説しています。
他のオールインワン型ツールとの違いはオールインワン型マーケティングツール比較で、料金・含まれる範囲・日本語対応の3点から整理しています。
よくある質問
無料で試せますか。
14日間の無料お試しがあります。無料プランは用意されていないため、期間が終わると月額19,700円(税込21,670円)が発生します。お試しの開始にクレジットカードの登録が必要かどうかは、サービスサイトに記載を確認できませんでした。
プランはいくつありますか。
2026年8月18日時点では1プランです。機能によって上位プランに分かれる構成ではありません。
今使っているメール配信ツールから乗り換えられますか。
UTAGE 側にメール配信の機能はあります。ただし移行にかかる手間は、既存のリストや配信設定をどれだけ持っているかで変わります。14日間の無料お試しの範囲で、実際のデータを想定して確かめるのが確実です。
決済はどこが使えますか。
UnivaPay、Stripe、テレコムクレジット、AQUAGATES、FirstPayment と連携できると記載されています(2026年8月18日時点)。
日本語で使えますか。
管理画面は日本語です。メールで問い合わせられるサポートセンターと、日本語のマニュアルサイトが用意されています。
導入を検討する
14日間の無料お試しで、自社の商品を1本ぶん実際に組んでみるのが、いちばん確実な判断方法です。
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